バルディナ大陸北西部に隣接する島国。首都リッツェン。

高い技術力と経済力をもつ国。
旧エルニアス同盟加盟国だが、
前大戦後に発足したエルニアス連邦には唯一加わっていない。

本国にポース・オクタゴーノ、ディナル=モアにクルス・オクタゴーノと呼ばれる
対弾道弾防衛要塞を有し、これらによってラダンの攻撃での被爆を免れた。

戦後、このクルス・オクタゴーノの撤廃問題、バグラート地方のエネルギー問題で
エルニアスと共に主張の異なるルージア連邦と対立する。

バルディナ大陸西部に広がる連邦国家。首都オーマフェン。

バグラート戦争終結後、バルディナ連邦を中心に
旧エルニアス同盟諸国が統合されて、2026年成立した。

フィルド共和国のエネルギー問題で、
連邦内で多くの被爆国を抱えるためにその分配比をめぐってルージア連邦と対立する。
そして、メサリナ共和国と共にディナル=モアへの
兵力増強などからその対立は決定的となった。

旧バルディナ連邦がもととなっているだけに大戦後も非常に大きな軍事力を有し、
陸海空軍どれもその規模、装備は強力なものである。

西のルージア大陸の北部の大国。首都ラスノダール。

先のバグラート戦争で最も被害を受けた国。
特にラダン連邦による核攻撃で北部の大都市レイローグが被爆し、
いまだに多くの傷跡が残っている。

もともとが技術大国であり、それによって世界も驚く程の速度で復興を遂げている。
世界に先駆けて様々なものを開発し、特にエレクトロニクスの分野は各国を凌駕する。
そして、その技術は軍事面でも多大に活用され、
多種多様な最新鋭の兵器を有する軍を持つ。

ディナル=モアをめぐる問題では、前大戦で最も被害を受けた事もあり、
そのエネルギー源の分配を巡り
バルディナ各国と対立し、フィルド共和国への圧力も強めている。

南のルージア大陸、北のヴァルア大陸に挟まれた島国。首都リノー。

ディナル=モアと呼ばれるこの地域は、
古来より大国間の対立と戦いの渦中に常にあった。
それは、新興国として南北が統一された現在でも変わらない。

2019年にバグラート地方でウラン鉱が発見され、
それによって勃発した戦争の主戦場となり、
ラダン連邦の攻撃での被爆はなかったものの、それでも多くのものを失った。

バグラート戦争終結後も鉱山の管理問題から
北側はバルディナ各国、南側はルージアの軍が駐留している。

北のヴァルア大陸の全土の大国。首都ヴェレーラ。

2019年、ディナル=モアでウラン鉱が発見されるとその領有権をめぐり、
ルージア連邦及びバルディナ各国と対立し、戦った。

このバグラート戦争末期、
敗色が色濃くなって来ると、核を搭載したICBMを相手国に使用。
ルージア、バルディナ諸国を被爆させ、恫喝した。
しかし、連邦内で穏健派のクーデターが敢行され、
結局その臨時政府と連合国間での交渉で戦争は終結する。

戦後は、連邦の再建と民主化を主とする新政府が樹立され、
各国への陳謝と復興支援を通して国際社会へと復帰し、
現在は旧連合国間の対立の抑制に尽力する立場にある。
反面、旧軍部派のクーデター未遂がたびたび起こり、政情が不安定な面もある。