01  フォリス大陸  ダリア運河近郊

 フォリス大陸で人類のM.O.Cに対する一大反攻作戦が開始された。大陸を席巻しつつあるM.O.Cに対する大陸西部からの国連軍による大反抗作戦である。
 ハルフォス海側からルーフェニア、ルージア自由同盟軍を主力とする本隊が上陸作戦を敢行。それに呼応して西フォリス海側でジェンテ(蓬州国)軍によるダリア運河奪回作戦が実施された。



 蓬州国海軍第701、801機甲強襲大隊は、このダリア運河奪還作戦の先鋒として投入されていた。
 第701機甲強襲大隊「AKATUKI」所属のアキラ・ナルセ少尉は愛機のA装備のGALEを駆り、僚機のフィリップ・ツグナガ少尉と共に目の前のM.O.Cの集団に突入した。
 そして、次々とそれらを撃破していく。



 対M.O.C用の重ジャミング下の中で単機で臨機応変に大多数の敵に対処し撃破する。それがA-MAs(Anti-M.O.C assault mobile Arms)の持つ意義である。

 同じく701所属のナツキ・キサラギ少尉はB装備、コズエ・タチバナ少尉はA-plusL装備でM.O.Cを撃破していった。
 ナツキ機の砲火が、コズエ機のレーザーサーベルがM.O.Cを吹き飛ばし、寸断していった。
 この701「AKATUKI」及び801「KASUMI」の2個機甲強襲大隊に与えられた任務は、ダリア運河での橋頭堡の確保。
 海上から支援のもとで彼らは数千のM.O.Cに立ち向かい、次々と敵を狩っていった。



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